プログラムPROGRAM

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PROGRAMプログラム

本プログラムでは、大学院博士課程コースと、短期間に10回程度の教育を受けるインテンシブコースが設けられています。いずれも、3大学の教員が共同して講義?実習?演習を行います。

大学院博士課程

法医臨床医養成コース(Forensic Physician養成コース)

法医学に関する知見や能力を備えた臨床医を目指します。医療現場で遭遇する異状死に対して適切な死体検案ができること、被虐待児や被虐待高齢者の診察時に損傷発生機序を正確に判断できること、犯罪被害者や死者の家族などに対する適切なグリーフケアができることなどを到達目標とします。

法歯科医養成コース(Forensic Dentist養成コース)

法医学に関する知見や能力を備えた歯科医を目指します。死体の歯牙を観察し、デンタルチャートを正しく作成できること、身元確認作業が行えること、また、被虐待児や被虐待高齢者の診察を行い、歯科所見やバイトマークの有無を確認すること、顎顔面損傷発生機序を正確に判断できることなどを到達目標とします。

法医専門医養成コース(Forensic Specialist養成コース)

法医実務や鑑定を主たる業務とする法医学の専門家を目指します。法医解剖を執刀でき正しい法医鑑定ができること、法医学における幅広い知識を有すること、裁判において正しく科学的知見を述べられること、法医学に関する研究に従事できることなどを到達目標とします。

インテンシブコース

実地医師?歯科医師が法医学的知識?技能を身につけて、地域の警察協力医、子ども家庭相談センターの委託医として活躍するなど、死体検案、身元確認、犯罪被害者の診察に従事できることを目的とします。

Police doctor(医師)コースカリキュラム

  1. 死体検案総論
  2. 内因性急死の診かた
  3. 外傷死の診かた
  4. 薬毒物中毒検査
  5. 虐待と生体鑑定
  6. 矯正医療とグリーフケア
  7. 個人識別について
  8. 死亡診断書?死体検案書の作成法

Police doctor(歯科医師)コースカリキュラム

  1. 死体取扱い総論
  2. 顎顔面外傷について
  3. 法歯科医学における画像診断
  4. 薬毒物中毒検査
  5. 被虐待者の診かた
  6. 大規模災害時の対応
  7. デンタルチャートの作成法
  8. 個人識別について

本プログラム修了者のキャリアパス

本プログラムを修了された方は、法医学に関連した業務に従事いただくことを希望します。
特に、地域の医師会、警察協力医会、行政と連携し、プログラム修了者が地域で活躍できるように配慮致します。さらに、保健所、矯正施設などで医師、歯科医師として力を発揮できる道もあります。

質の高いプログラムの実施にむけて

本プログラムは主として事業推進委員会の委員が中心となって運営します。また、外部の有識者等で構成される評価委員会が適宜プログラム評価を行います。すなわち、PDCAサイクルにしたがって継続的に質の高いプログラム運営ができるよう努めていきます。

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