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SH I GA I DA I NEWS v o l . 2 4
職員も意
?研究活動
変化がもたら
識を新たにし大
すが、 制度上の不十
様々な新しい問題 生じ
の継続的な削減 (年1%)
的資金への転換によって、 各大
力が極めて重要になりました。 本学
長によって新しい施策が積極的に進め
が、 平成
28年度からの第3期中期目標期間に向けて改
革を一層加速することが求められています。 教
?研
?診療のすべての面において、 現状に安住すること
なく、 新しい理念と積 的な姿勢で大学改革を進めて
いく必要があります。
創立以来の
40年間に滋賀医大を巣立った医師、 看護
師、 助産師、 保健師などが4? 400名を超え、 それら
の方々は滋賀県を中心とした地域で活躍しており、 地
域の医師会長などの要職に就く方も増えています。 ま
た、 国内外の医学
?医療の現場で優れた研究業績を挙
げている方もたくさんおられます。 社会における滋賀
医大出身者の評価は高く、 我々の大きな誇りでありま
す。 引き続き、 地域?国?世界で活躍する高い志と広い視
野を持った人材、 リサーチ?マインドをもった
clinical
scientist
、 豊富な知識?教養と倫理観を備えた次世代の
リーダー 育成するための教育に力を注いでいきたい
と思いま られているこ
を大幅に増やす
を進めています。
研究面では、 馬場前学長
用いた研究、 神経難病研究
いた研究、 総合がん医療推進研
を重点的に支援し戦略的に研究を推
れぞれの研究チームは優れた研究成果
てきました。 今後も、 こうした特色ある本
ばすとともに、 多様な独創的研究が生まれるよ
の重点配分と併せて、 幅広い研究支援も実施して
たいと考えてい す。
研究の推進には、 研究インフラの整備、 研究費、 研
支援体制の充実が必要ですが、 先に述べましたように
運営費交付金の額は減少の一途をたどっています。 し
たがって、 科学研究費補助金やその他の外部資金の獲
得が不可欠です。 現状では科学研究費補助金などの外
部研究費の獲得実績が必ずしも十分ではないので、
究費獲得から執行、 研究の実施まで外部資金獲得を支
援する体制を整備して、 研究の活性化、 外部資金の増加
に結びつけたいと考えています。
医療に関しては、 臨床スタッフの頑張りによって附
属病院の評価が高まっており、 昨年、 民間機関の評価で
滋賀医大附属病院は 「頼れる病院」 として全国トップレ
ベルの評価を受けました。 また、 病院再開発が平成
23年